ブラボヘミアンラプソディー

Samstag, 15. Februar 2020

ぴったりしっくりきて、安くて枚数をそろえられるブラを探すこと10年…。

専門店でサイズを計ってフィッティングしてもらえばいいじゃない、と思われるかもしれませんが、なかなかハードルが高いんですよね。

かくいうわたしも、10年前には一度だけお店でサイズを計り、ぴったりのものを選んでいただいたことがあります。

そのときのしっくり加減ときたら、もう一生このブラと共に生きていく!と世界にお知らせしたいくらいでした。

でもブラは消耗品、数年間にわたり愛用するうちに形は崩れ、ぼろぼろに…。

若いときには何もしなくてもハリがあった胸もぐったりしてしまうのは世のことわりというやつでしょうか。

いよいよブラを買い直さなければと思った時にはすでに遅く、サイズも形も、わたしのバストはメタモルフォーゼしてしまっていたのでした。

もともと離れぎみで、ツンとしているというのりは丸いデザインだったわたしのバストは、某パンダのようなぐったり具合。いっそのこと補正下着でガチガチに固めたほうがいいとも思えるほどです。

こうなってしまうと、サイズ計測やフィッティングが恥ずかしい。

ああいったところの店員さんって、若くて綺麗で、なにより下着には細心の注意を払われているご様子なので、ボディラインがとにかく美しい。

そんな美しい女性に、だらりとしたバストをお見せするのも、フィッティングで寄せてあげてなんてしてもらうのは恥ずかしくて、できれば避けたい。

なんとか自分で計ってみて、それっぽいサイズのブラを買ってごまかしてはみたものの、これが全然ダメ。

安いブラはミサイルみたいな形になって安物感丸出しになるし、型崩れもはやい。

わたしはブラのサイズが生理周期に左右されるタイプではないのが救いだけれど、それでも変化はしていきます。

刻一刻とこちらのバストも劣化していくものだから、ブラとバストのいたちごっこです。

もはや何が正しいサイズなのか、ベストなバストなのかわかりません。



途方に暮れながら今日もわたしは、あの素晴らしいブラを求めてさまよいます。

Kommentieren